わしの誕生日に、ホームパーティを開いた。
その時、家の中で皆の写真をとってみたら、変なものが映ったのだ。
背後の押入れから真っ白い顔して真っ赤な目の夏侯惇が顔を出して、こっち睨みつけていた。
これはやばいと、パーティーに来ていた已吾生まれのTさんに写真を鑑定してもらった。
そしたら、「この写真からは霊気を感じません。心霊写真ではありやせんよ、殿。」だとさ。
心霊でないなら安心だ。本物の夏侯惇なら部屋に入る許可を出しているし。
…
……
………
あっ、誕生日パーティーに誘うの忘れたから拗ねていたのか!!
「悪来、一緒に謝ってくれ」
「わ、わし幽霊以外はちょっと…」
已吾生まれにも怖いものはあるらしい、改めてそう思った。
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