~こども(元こどももOK)集まれ!~
典韋の!こどもの日おはなし会
典韋が仲間達と考えたオリジナルコスチューム2に関するおはなしです。
元になったおはなしを変えたり、合併させたりしていますのでご注意ください。
【典韋の長靴を履いたねこちゃん】
むかしむかし、死んだお父さんから強そうなねこちゃんを貰った男がいました。男はお父さんが死んだこと以外にも悩んでいる事がありました。男はお姫様が好きだったのですが、身分が違うので会うこともままなりません。ねこちゃんは男をお姫様と結婚させてやろうと決心しました。
ねこちゃんは長靴や帽子やマントで騎士の格好をして、王様と仲良くなりました。そして色々嘘をついて男を公爵と誤魔化してお城に連れていきました。
お姫様は男を好きになりましたが、大好きなお姫様に嘘をつくのが嫌になった男は本当の事を言って謝りました。しかしお姫様が何か言う前に、巨人がやってきてお姫様を誘拐しました。
男はとても悲しみました。ねこちゃんは「私も戦います。お姫様を助けに行きましょうぞ!!」と言いました。勇気が出た男はねこちゃんと一緒に馬に乗って高所から飛び降り、巨人の家に潜入しました。
玄関には大きい茶釜が置いてありましたが、何故かロープでぐるぐるに縛ってあります。男はロープを解きました。すると茶釜は狸の姿になりました。
「巨人の悪事を止めようとして捕まってしまった。助かった。お礼に共に戦おう」
男とねこちゃんと狸はどんどん進み、ついに巨人を見つけました。3人は巨人を殴り倒し、お姫様を助けました。男の勇気を見たお姫様はとても喜びました。
「公爵じゃなくてもあなたが好きよ」とお姫様は言いました。男はとても幸せでした。王様も男に感動して是非婿になってくれと頭を下げました。
二人は結婚してとてもらぶらぶでした。ねこちゃんは「もっと強くなって、王になった貴方を支えたい」と言って狸といっしょに修行の旅に出ました。
鳴く犬も黙ると噂される強いねこちゃんと、ミサイルも止める鉄壁の狸が国に戻ってくるのは、また別のおはなし。めでたし、めでたし。

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